ポイント①　溶かしてつくる “揺らぎ文字”

銅版画の技術を応用し、マスキングした金属板を腐食液に浸して溶かすことで、文字やロゴ部分だけ浮き出します。

文字部分には、揺らいだアウトラインと、ざらっとした質感が見てとれます。
レーザー加工など機械でつくるのとは違う、溶けてできる自然な風合いを残しています。
使い込むうちに変色していく中で、アンティークな風合いとマッチする特徴的な文字の表札です。

ポイント②　 育ててつくる “経年変化” の表札

銅の表札には変色防止加工を施していないため、変色の反応が早いのが特徴。
この変色は表面に皮膜が着くことによるもの。
なので、鉄のように朽ちてしまうサビとは異なり、むしろ保護されている状態です。

ということで、設置場所とお手入れの頻度がポイント。
軒や庇の下など雨に当たりにくい場所の場合は、ゆっくりと全体が鈍色に変化していきます。

一方、雨に晒されることが多い場所に設置すると、写真のように翌日には雨の跡が表面に残ります。
これを重ねることで深い味わいが出てくるので、あえて雨ざらしにするのも◎

変色させた銅の表札にはさらなる育て方も。
ナイロン不織布でやさしく撫でるように研磨すると、文字だけが輝いてきます。
視認性だけでなく、独特の美しさも得られます。

この雨の跡や変色は液状金属磨きやナイロン不織布で研磨すると元通りになるので、それを楽しむのもgood。
真鍮のものよりもお手入れの頻度は多くなりますが、それでも銅にしかない渋い表情があります。

お手入れは、付属のみつろうクリームで

普段のお手入れは、乾いた柔らかい布に付属のみつろうクリームで拭きあげるだけ。
表面がコーティングされることでツヤが出ます。

ただ、このお手入れは必須というより、きれいにしたいなと思った時にやればOK。
ある程度、雨も弾いてくれるので変色の度合いをゆっくりにしたい方は定期的に磨いてみてください。

この他にも、洗い方、磨き方で全く異なる表情に仕上げることができます。
詳しいお手入れの方法は、最上段メニューの〈お手入れ〉をご覧ください。

付属の強力マグネットで簡単に取り付け

取り外してお手入れがしやすいように、取り付けには強力なマグネットを採用しています。
かなり強力なので簡単に落下したりする心配はありません。

取り付けは、付属のマグネット金具をビス1本で壁に取り付けるだけです。
※ 素手で表札にさわると変色する場合があるのでご注意ください

金属加工職人による〈ヘラ絞り〉

特徴はカーブがかったフチの立ち上がり。
柔らかい陰影を落として、壁から浮き出すような不思議な立体感を生んでいます。

製作には〈ヘラ絞り〉という技術を採用しています。
回転する型に丸い金属板を沿わせ、ヘラをあててフチを立ち上げていくもので、経験豊富な金属加工職人が製作しています。

表面はランダムヘアライン仕上げ。
深さの異なる傷をさまざまな方向から付けることでマットな表情に。
経年変化にもマッチしやすいよう、この仕上げを採用しています。

フォントは5種類

文字は「大きい方の文字」に加え、番地やフリガナなどの「小さい方の文字」を刻印することが可能。フォントは5つの中からお選びください。

ロゴでお店の看板も

ロゴなど、フリーフォーマットも対応可能ですので、表札だけでなくお店の看板なども製作いただくことができます。ご自身で作成のデータをお送りいただいた場合、追加料金なしで対応させていただきます。

データの送信方法など、詳しくは別途ご案内しますので、＜Contact＞よりご連絡ください。

サンプルを見てから検討したい方へ

私たちのアトリエ（東京都 荒川区）にお越しいただければ、サンプルをご覧いただけます。
月に一度、限定ショップとしてオープンしていますので、ぜひどうぞ。

＜ご購入に際して＞
● 注文方法
step 1：ご希望を選択・記入し、購入手続きへお進みください
step 2：ご入金確認後、3営業日程度で仕上がりイメージ（レイアウト）をメールにてお送りします
step 3：レイアウト確定から10営業日程度で出荷します

● 商品は一つずつ手づくりしています。製作に関わる細かなキズや変色跡などに基づく返品・交換・返却は承りかねます。それらも個性として、楽しんで受け入れていただければ幸いです。

● ご注文いただいた商品の写真をSNS等に掲載させていただく場合があります。