三角の端材が“宝物”に見えた

こちらの商品は、形や大きさがそれぞれ異なる1点ものです。それは、そのとき手に入った端材でつくっているから。

金属加工工場の片隅に積まれていた三角の真鍮板がキラキラと輝いていて、僕たちには宝物のように見えました。その魅力をできる限りそのまま商品化したいと思い、できたのがこのペーパーナイフです。

どんなのが届くか、1点ものならではの楽しみ

ということで、どんなものが届くかはお楽しみ。
と言っても極端に大きくなったり小さくなったりはしません。テニスボールから野球のボールくらいの大きさです。

ただ、「在庫の中で一番大きいのがいい」など、多少のご要望には応えられるかもしれません。ご希望があれば備考欄にご記入ください。

右手・左手、どちらでも

刃はV字に設けているため、右手・左手、どちらでも使用可能です。

ペーパーナイフ用ということで、刃はカッターナイフのように鋭いものではありません。
手を添えても切れてしまうということはありませんが、強く押し当てたり、早く擦り付けたりするのは当然痛いですよ、というぐらいのイメージです。

手仕事の柔らかい表情

ペーパーナイフは、刃部分の削り出しから表面の研磨まで、一枚ずつ手作業で製造しています。機械で抜き出したのとは少し違う、柔らかい表情を目指しています。

表面はランダムヘアライン仕上げ。
深さの異なる傷をさまざまな方向から付けることでマットな表情に。
経年変化にもマッチしやすいよう、この仕上げを採用しています。

たくさん触って、経年変化を楽しもう

特に暑い夏場など、商品を開封して触ってみると写真のようにくっきりと指紋跡が出てきます。

ペーパーナイフには変色防止加工を施していません。
そのため、時間が経つと変色したり、指紋跡が残ったりします。

この経年変化は金属表面が酸化し、皮膜に覆われていく現象です。
空気や人の手に触れることで、黄金色から飴色、ダークブラウンと、少しずつ深みを帯びた色合いに表情を変えていきます。

鉄のような錆とは異なり、金属を保護してくれる優れもので、指紋跡を重ね続けるとアンティークのようないい味になってきます。

でも、やっぱりピカピカにしたい！そういう場合も大丈夫。
ペースト状の重曹やお酢、乾いたナイロン不織布（台所用スポンジの硬い面など）でやさしく磨いてください。数分磨けば元の状態に戻ります。

最初に表面を手のひらでなでて、ムラを抑えた変色に仕上げるもよし。
ときには蜜蝋で磨くもよし。
あなただけの1枚に育ててください。

詳しいお手入れの方法は、最上段メニューの〈お手入れ〉をご覧ください。

＜ご購入に際して＞
● 商品は一つずつ手づくりしています。製作に関わる細かなキズや変色跡などに基づく返品・交換・返却は承りかねます。それらも個性として、楽しんで受け入れていただければ幸いです。

● クラフト紙の袋にブルーのリボンを付けたギフトラッピングも有料（50円）にて承ります。

● こちらの商品は通常、ご入金確認日より2営業日までに発送します。